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六花の魔女 作者:新戸 啓
六花の楽園、アナザーヘブン。
終末の世界から隔離された六つの街はそう呼ばれていた。
その各々の街を統治しているのは魔女。
赤、青、緑、紫、金、白。
それらの色を冠した六人の魔女が街を治め、楽園の支配者として君臨していた。
その中の一人。赤の色を冠する魔女の寵愛を受ける少年がいた。
少年の名はユーリ。魔法の研究に夢中な彼は、かたつむり少年と揶揄されるくらい部屋に閉じこもりがちな生活を送っていた。
そんな彼は保護者である赤の魔女に「たまには外に出なさい」と言われて、浮遊都市で催される戴冠式に送り出されてしまう。
一方、戴冠式が開催される浮遊都市では、白の魔女と呼ばれる少女が十六歳という若さで女王の座に就こうとしていた。
少女の名はユイカ。彼女は魔女のイメージとは程遠い天真爛漫な女の子だった。
物語はユーリが浮遊都市にやって来たところから始まる。彼は任された公務を相方に押し付けて、空の街を堪能していた。
そんな彼はひょんなことから王宮を抜け出そうとする少女に出逢う。その少女こそユイカだった。
ユーリは彼女に半ば強引に街に連れ出され、色々と振り回されることになる。
そんな中、彼らの前に天罰という魔物が突如出現する。ユーリは自分の不運に嘆きながらも天罰に立ち向かい、固有魔法である未来視を駆使して討伐に貢献する。
ユイカは、街をそして自分を守ってくれたユーリのことが甚く気に入る。そんな彼女は面白半分に彼を婚約者にしてしまい――!?
これは神様のレプリカを導く恋物語。
空と海。正反対な場所に住む二人が出逢うとき、終末の世界に希望が生まれる。
(※)これは第一部のあらすじとなります。
第二部を今年中に終わらせることを目標として、マイペースで更新していきます。
縦読みでチェックしているので、そちらの方が読みやすいかもしれません。
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