スコ速@ネット小説まとめ

スコ速@ネット小説まとめ

Web小説関連のニュースや、オススメWeb小説などを紹介します。
Headline
Headline

一般小説・一般文芸のおすすめ作品

一般小説・一般文芸のおすすめ作品
https://scoopersokuhou.blog.fc2.com/blog-entry-6736.html


1. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 14:30:26 ID:EBUSheBA

佐藤賢一 『王妃の離婚』第121回直木賞作品
15世紀末のフランスを舞台とした法廷闘争モノ 国王ルイ12世とその妻にして王妃ジャンヌの離婚裁判を緻密にして大胆に描く

高品質な歴史小説を数々発表している著者だが「エンターテイメント性」と言う意味で一つ頭の抜けた作品
おそらく西洋時代小説ということで敬遠される向きもあるのではないかと思われるが、文句なしに面白い「小説」である



2. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 15:48:41 ID:aVpfrAwE

『奪取』(だっしゅ) 真保裕一の長編小説。 1996年 第10回山本周五郎賞

友人が作った1260万円の借金を返すため、偽札作りに挑む主人公を描く。

かなり古い作品ですが、内容が内容なので映像化が難しいという点で小説でしか読むことができないのでおすすめします。
文学賞受賞作品、エンタメ性があって読みやすい作品、なので万人向けかなと思います



3. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 17:58:00 ID:LyeVrNu2

これは京極夏彦の妖怪シリーズ
個人的には 百器徒然袋 あたりが初心者向けかなと



4. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 18:13:00 ID:.wFIcxf6

サラ・ウォーターズ 荊の城
やっぱ百合なんだよなぁ…



5. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 19:00:31 ID:ZSCcWenM

異邦の騎士とか好きだけど、シリーズで最初に読むものじゃないんだよな


6. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 19:29:29 ID:3debk/dk

松岡圭祐のQシリーズとか千里眼シリーズは好きだなぁ。
Qシリーズはどこからでも読めるってうたってるけど、事件簿1から順番に読んで言って、推理劇1からαシリーズ読むと色々楽しめる。



7. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 19:35:00 ID:NqxuMv1w

ライラの冒険  フィリップ・プルマン作の全三部作
第1部「黄金の羅針盤」第2部「神秘の短剣」第3部「琥珀の望遠鏡」

映画になるだけあって原作は面白い、学校の図書館に置いてあってハマった。
鎧熊のイオレクがカッコイイぞ。文庫サイズじゃなくて菊版サイズのがおススメ、表紙が凄いぞ。



8. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 19:46:21 ID:1jxB54a6

大絶滅恐竜タイムウォーズ


25. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 12:52:30 ID:EU.pg1Y2

※8
仲間
大絶滅恐竜タイムウォーズ
あと、やっぱり「最後にして最初のアイドル」は推したい


「星を継ぐもの」は既に上がってるけど、同名の漫画があるんよ
星を継ぐ者三部作は星野先生が漫画化してるけど、それじゃなくて内容全然違うけどSF漫画
子供の頃だからジャンプ本誌で見たのか単行本で見たのかうろ覚えだけど大人になって電子書籍買った
漫画は「星をつぐ者」やっぱりホーガン先生の「星を継ぐもの」が遥かに先だったから漢字は違う

子供の頃で、人類が奴隷化してたりサイボーグになってたり人工進化だったり精神武器とかも
スタートレックみたいな地球人凄い作品も好きだったけと、とにかく、ラストも含めてかなり衝撃を受けた



9. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 19:54:24 ID:Je00pz7A

今だからもう一度取り上げてもいいんじゃないかと思う、「ミルキーピア物語」シリーズ。
有名ではないが、個人的には日本のサイバーパンクを語るなら避けて通れないと思ってる。



10. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 20:47:20 ID:h0D/NfaY

『最後の医者は桜を見上げて君を想う』以下、最後の医者シリーズ3冊
この世の中だからこそってわけではないけど、今の状況下では余計に色々と考えさせられる
話に出てくる患者は結局みんな死ぬと言う医者ものでは珍しいであろう展開なのに、誰もが病気と向き合って悔いのない最期を迎えるから、むしろ前向きな気持ちになれる作品



11. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 21:35:35 ID:CjlWd7YA

皇国の守護者とか?近年オタ向け作品に薄く広く多大に与えている気がする、
俺がそう言う系統が好きだから元ネタが似た様な傾向になって居るだけなのかはわからんが
なろうなんか特に影響受けてる人多いよね、ただもう万が一にも続きが読めないってのはな・・・
漫画版でも再開出来ないものか。



12. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 21:47:14 ID:YqF0N6Os

海外SFありなら今でも『星を継ぐもの』を推す


13. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 22:46:25 ID:bxcQJ21s

三津田信三「刀城言耶シリーズ」「首無の如き祟るもの」ホラー×ミステリといえばこの作者がやっぱり最高峰だと思う。どれも面白い刀城言耶シリーズの中でもこの作品は最高傑作。数多ある首無しものミステリの中でも3本の指に入る作品。

森見登美彦「恋文の技術」 夜は短し歩けよ乙女四畳半神話大系が有名だけれど、この作者の持ち味を一番に発揮しているのはこの作品だと思う。書簡体小説ですべて手紙の形式で物語が書かれていて、至るところにもりみー節が散りばめられている。大好きな作品。

打海文三「応化クロニクルシリーズ(裸者と裸者・愚者と愚者・覇者と覇者の3部作)」近未来に世界恐慌を経て、日本に大量の難民が押し寄せ、様々な要因で日本国軍がクーデターを起こし、各地方に軍閥が跋扈する内戦状態になっている世界で、孤児が少年兵となり、成り上がっていく話(各上巻)、双子の姉妹が女の子だけのマフィアのボスになる話(各下巻)。泥沼の内戦をその中で足掻きながら内戦終結への道筋を目指す話。めちゃくちゃ重厚だけどすごい面白い。作者が3部の下巻の三章目で亡くなってしまったが、物語としては十分満足いくところまでは描かれている。

沢村凛「黄金の王 白銀の王」この小説の煽り文「二人は仇同士だった。二人は義兄弟だった。そして、二人は囚われの王と統べる王だった――。百数十年にわたり、国の支配をかけて戦い続けてきた二つの氏族。二人が選んだのは最も困難な道、「共闘」だった。」まさにこのままなんだけれど、日本ファンタジー小説でも屈指の名作。ちょっと重たいんだけれど、読んでいないのはもったいない作品。この作者の「瞳の中の大河」もすごい面白い。

似鳥鶏「市立高校シリーズ・第2作の「さよならの次にくる<卒業式編><新学期編>」等」高校生を主人公にした殺人とかではない、日常系青春ミステリの傑作。一番この系統で有名な米澤さんの氷菓等〈古典部〉シリーズに負けず劣らない作品。日常系ミステリや青春ミステリが好きな人は絶対に読んだほうがいい作品。

西澤保彦「神麻嗣子の超能力事件簿シリーズ」超能力やSFと本格ミステリを合わせたら日本一の作者の超能力が実際に存在している世界でのミステリ小説。様々な超能力がでてくるが、超能力でなんでもやり放題ですとかではなく、それが存在した上で、だれが、どう使って事件を行ったのかきちんと推理できるようになっている本格ミステリとしても完成している作品。


39. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/14(月) 21:34:06 ID:yifJP0Vw

※13
黄金の王 白銀の王はええよなー。「しっぽの生えた猿」なんて言葉で落涙するとは思わんかった。


・冲方丁のマルドゥック・スクランブルシリーズ
 続編も良いが、やはり圧縮、燃焼、排気の三冊が圧倒的。
 終盤のカジノでの対決とその結末、主人公バロットとディーラーのやり取りは痺れる


・小川一水「復活の地」
 とある星を襲った未曽有の大災害の復興に尽力する高級官僚と姫君、技術者、
 ボランティア達が試行錯誤しながら各々の立場で奔走するお話。政治家は大体邪魔者


・スティーブン・キングの恐怖の四季シリーズ
 作品がほぼ全て映画化されて出来の良さが乱高下するのが気の毒な御大だが、このシリーズ、特に
 「刑務所のリタヘイワース」と「スタンド・バイ・ミー」は原作も映画も本当に美しいと思う。
 小説と映画で少し変わっている点もあるが、映画は観たけど原作読んでない、という人にこそ勧めたい



29. 名前:名無しさん:2021/06/08(火) 18:09:29 ID:BX8vA.z6

※13
神麻嗣子はエタってるよね。色々匂わしている伏線も回収されていない。あと初期作品のころからある作者の悪い癖だけど、読んでいて不快感を感じさせるサイコキャラが出てくるのが読後感を悪くする。

この作者なら長編1冊で完結していてキャラが良くて読みやすい「七回死んだ男」を押したい。



31. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 19:09:06 ID:8.1uDoBg

エイミー・トムソンのヴァーチャル・ガール
ロボ子無知っクス寝取られその他
色々性癖をゆがめてくれた一冊


※29
自分もその作者ではそれが一番好き


33. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/09(水) 13:07:31 ID:friT8uTQ

※31
ヴァーチャル・ガール良いよね
知ってる人がほかにもいるとは思わなかった

SFだけど
新井素子のチグリスとユーフラテス
を推しておこう。
途絶える人間の歴史を上流に遡りながらまとめて次に繋げて行く話
めっちゃ泣ける



14. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 22:56:49 ID:mQop/nM.

夢枕獏、半村良、荒巻義男、国枝史郎
バブル期は小説も輝いていた



15. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 23:37:57 ID:mbwhQQ6o

筒井康隆『旅のラゴス』
時を駆ける少女なんかの作者が昭和の終わり頃にに書いたチーレムなSF風ファンタジー

古川日出男『アラビアの夜の種族』
ウィザードリィを基に書かれたアラビアンダークファンタジー



16. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/07(月) 23:48:17 ID:-

服部まゆみ『この闇と光』
前半の幻想的で美しい文章と後半の衝撃が忘れられない。
盲目の可愛い少女がお父様の愛情を受けながら成長する物語だよ。



17. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 00:22:03 ID:pT6SXqAg

ボルヘスの「伝奇集」とか內田百閒の「冥途・旅順入城式」とか。寝る前によく読んでたなあー


18. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 00:32:22 ID:DKWXdq9A

じゃあSF作品のオススメでも
椎名誠のSF三部作「アド・バード」「水域」「武装島田倉庫」
作者の言語感覚がキレッキレだった時期なので、読むと言語世界が広がると思う



19. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 02:24:34 ID:WVGE6rFQ

岡島二人「クラインの壺」かなり古いけど、VRものの原点にして頂点(だと思ってる)。
Dブリン 知性化シリーズ ハードSF寄りスペースオペラもしくはスペースオペラ寄りハードSF



20. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 03:05:39 ID:3debk/dk

※19
VRものなら高畑京一郎の「クリスクロス」もお勧め。
でも「クリスクロス」はラノベだからお題に含まれないけど。



21. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 03:50:53 ID:/0AiNoOE

高嶋哲夫著「禁断の石油生成菌 ペトロバグ」
バイオ系のSF+スパイもの
※注 BL要素アリ
石油を作り出す細菌の争奪戦。菌もどんどん変異していってスリリングな展開でオススメ。



34. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/09(水) 20:07:49 ID:H6hNXAII

※21
高嶋哲夫は不遇の専門家の主人公が非常時に死力を尽くす構造の物語が多くてなろうユーザーにしっくりくると思った
ミッドナイトイーグルが好きだな



22. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 09:36:43 ID:0.0IyENs

S&Aゴロンの「アンジェリク」
かの乙女ゲーアンジェリークの元ネタと言われる小説。
17世紀フランス(後半は新大陸というかアメリカというか、カナダのケベック)を舞台にした大河ロマン。
とてもざっくり言えば、超高級ハーレクインというべきロマンス小説。


なお、講談社版は訳が古くて読みにくいし、とっくの昔に絶版。
復刊ドットコムから出てる新訳の方は、全体の半分までしか出ずに中断されてる。
コミック版は宝塚の舞台原作になるぐらい出来が良いが、作品の奇麗な所を強調した上で色々端折ってるし新天地へって所で終わってるので、入門編な扱い。


ガキの頃は夢中になって読んでた。
物語は結構なハード、イケメン伯爵の幼妻になったかと思えば。
国王に言い寄られ、断ったら嫉妬により伯爵が死刑(でも生きて後半で再開)
その後、スラムで成り上がった幼馴染に体を売って保身完了、乳飲み子を抱えながらチョコレートを売って荒稼ぎし宮廷に舞い戻る。
夫が生きてるという話を聞き、海に出たら奴隷になってシークが妻にと求めてきたり、海賊になっていた夫とニアミスしたり。
国王の玩具であるイケメン貴族と結婚したかと思えば、やっぱり国王が嫉妬してイケメン死亡。
もう我慢ならんと、地方貴族を巻き込んで反乱→敗走した上に、モブ兵に犯され子供を産む事になったとか。
逃げ込んだ先でも、美貌故に男に言い寄られて修羅場ったり。(ここまでが新大陸に出発前)

とにかく、主人公のバイタリティと愛の深さに圧倒されたわ。
波乱に次ぐ波乱、最初の夫と再会してケベックに到着しても波乱続き。

なんかもう、俺の中の色々な物に影響を与えた気がする。
読んだ当時は中学生ぐらいだった筈だけど、男子校だったし誰も読んでなくて語り合う者が居なかった思い出だぜ。



23. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 10:42:19 ID:q1cvaNjE

中島らも 今夜、全てのバーで
著者の実体験を下地にアルコール依存症について、はては「依存」とは?と酒の蘊蓄を散りばめつつ書かれた作品
少し古いが読みやすく面白い



24. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 11:33:59 ID:QjYAEDL.

星系出雲の兵站、林譲治

まんま兵站が中心のSF、あって当然だけどないとめちゃくちゃ困るがどんな感じなのかをSFで書いてみたやつ



26. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 12:57:10 ID:TvRYy6uw

乙一の「平面いぬ。」

全4編の短編集
特に「はじめ」って作品は何十回読み返したか分からないくらい好き



28. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 17:04:12 ID:C8zaYmLM

※27
> Web小説関連のニュースや、オススメWeb小説「など」を紹介します。
 
それはそうと乙一のGOTHシリーズは良作



30. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/08(火) 18:58:55 ID:-

スコ速民は読んでいると思うけど、なろう読む層なら指輪物語とかはおすすめしてもいいと思う。
あとはバーティミアスとか千古の闇クロニクルとかダークエルフ物語とかキングキラークロニクルとか海外ファンタジーでいくらでも刺さるのはありそう。



35. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/12(土) 20:43:53 ID:-

柳広司のジョーカー・ゲームシリーズ
派手なアクションはほとんどないスパイもの。
超優秀な人物が集められた上、海外での長期潜入任務でも耐えられるよう、自分を捨てることが要求されることは、作中でもしばしば出てくる重要概念。


ブライアン・フリーマントルのチャーリー・マフィンシリーズ(第1巻は消されかけた男)
同じく派手なアクションがほとんどないスパイもの。
MI5(実在する国内を対象とする情報機関、有名なMI6は国外)のさえない男が主人公だが、(奥さんや彼女以外は)何を使ってでも生き残るのが信条で、話の最後がとんでもないことになることもしばしばある。

どちらも本当のスパイとは普通の隣人としてそこにいるのでは、と思わせる路線の作品で、ミステリーのように楽しめる。



36. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/13(日) 10:12:34 ID:B0cAgen6

・ブレイブストーリー / 宮部みゆき
アニメ映画にもなった作者の代表作の一つ。
小学生が異世界に行って願い事を叶えるために仲間と冒険するのはなろうを好きな人でも馴染みやすいのでは。
ただ、展開は重い。主人公が異世界に行くまでが非常にハードだし、異世界でも主人公を徹底的に曇らる。
けど、それがあるからラストで主人公が下す決断が輝くので長いけどぜひ最後まで読んでほしい


・ 折れた竜骨 / 米澤穂信
魔法があるファンタジー世界でのミステリー
魔法が登場すると何でもありだからミステリーとして成立するのか最初は疑問だったけど、
魔法のできることとできないことをしっかり明示したらフェアなミステリーになると気づかせてくれた。
あとこの作者には珍しくヒロインとショタの相棒のコンビなのでそういうのが好きな人にも刺さるかも



37. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/13(日) 14:32:41 ID:YqF0N6Os

ブレイブストーリーは原作も面白いが、設定も展開もまったく違う漫画版(新説)があり
こっちも別ベクトルで面白い(しかも着地点は綺麗に原作と揃えてくる)ので二度おいしい



38. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/13(日) 19:04:12 ID:DUR24XiI

ハサミ男
作/殊能将之
クライムミステリー。連続殺人犯とそれを操作する刑事達の二つの視点から話が進む。



40. 名前:名無しのスコッパー:2021/06/15(火) 03:43:56 ID:XcyhX9Lg

黄の殺意/タニス・リー『堕ちたる者の書』収録
義理の弟を探しに都会に出た少女が、修道女と男装盗賊の二重生活をする。
ペストによる混乱の中、少女の行動が自他の救済に繋がる描写はカタルシスを感じた。




中々に濃ゆい内容で素敵だと思います。



関連記事

文学・評論のランキング    
ライトノベルのランキング
コミックのランキング
ゲームのランキング
[ 2021/10/02 12:00 ] アンケート系 | TB(-) | CM(31)
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 13:40:28 ID:Oi2uo1NU▼このコメントに返信
    タイトルに全部amazonが仕込んであって笑ってしまった
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 13:40:37 ID:-▼このコメントに返信
    一般誌特有の気色悪い性描写が無いやつがいいなぁ
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 14:22:47 ID:81oUU1Vg▼このコメントに返信
    タニス・リーなら「闇の公子」が一番好きだなあ。浅羽莢子の訳がとにかく美しくて、
    主人公アズュラーンの理不尽な荒魂ぶりと、それによって人生を狂わされたりあるいは
    破滅する人間たちの悲哀が、どこか突き放した視点で綴られるのがとても良い

    あと、北村薫の「リセット」も勧めてみる。時と人シリーズは「スキップ」「ターン」
    も良いが、個人的な読後感の良さではこれが一番。
    北村薫の文章って日本の小説家の中でも屈指の上手さだと思うので、読んでておかしな
    引っ掛かりを感じたことがないのも好印象
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 15:43:07 ID:Je00pz7A▼このコメントに返信
    Amazonへのリンクは興味があると確実に探るからありがたい。
    新井素子の「チグリスとユーフラテス」は読むなら一気読みがおすすめ。
    圧倒される。

    星を継ぐものが出てきてるが、同作者の「造物主(ライフメーカー)の掟」と「造物主(ライフメーカー)の選択」もメッチャお勧めだな。
    (今見ると1000円超える値段でびっくりだが)
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 17:10:41 ID:0xLj/Rbg▼このコメントに返信
    西村寿行の黄金の犬や滅びの笛、無頼船シリーズや死神シリーズは古本屋の100円コーナーで買い漁って読んだなぁ。
    半村良の妖星伝もたまに読み返すな。
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 18:33:31 ID:6mSWRno.▼このコメントに返信
    ・銀二貫/高田郁

    料理帖シリーズが有名だし、これ自体ドラマ化もされてるから名前は知ってるという人も
    多いとは思うが、なろうでも良く見る「不遇な主人公が本人の才覚と人柄、周りの人々の
    助けによって成り上がり、幸せになる」という系統の物語が好きなら読んでみてほしい。
    大事な過程を飛ばさんで描写してるから実に盛り上がる
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 19:16:04 ID:OLHiJ7es▼このコメントに返信
    SFとエンタメばっかやん
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 20:11:15 ID:ugjnBu9E▼このコメントに返信
    作者が亡くなっても継続されるグイン・サーガの愛されぶりよ
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 20:14:13 ID:0hxejbsY▼このコメントに返信
    ※7
    したら【結婚式のメンバー】と【深い穴に落ちてしまった】を薦めておくわ。
    どっちもおもろいが、結婚式のメンバーの方は村上春樹の訳があまりにも村上で
    好み別れるから別の訳者版を選んでもええかもな
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 21:11:38 ID:1jCr0gAo▼このコメントに返信
    星新一『声の網』
    電話のネットワークが秩序を維持してる世界を舞台にした、あまりにも時代の先を行った作品
    マジオヌヌメ
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 22:05:28 ID:mQop/nM.▼このコメントに返信
    宮城谷昌光『孟嘗君』
    春秋戦国時代に興味のあるかたは是非読んでほしい。
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 00:01:49 ID:e4yef8z2▼このコメントに返信
    一般文芸あんまり読んでないから難しい…(´・ω・)
    ラノベ以外ってことで許して…

    池井戸潤『空飛ぶタイヤ』
    →池井戸潤ではこれが好き。中小運送会社vs大手自動車会社。一番シリアスで、一番逆転する。
    村上春樹『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス」
    →初期4部作。最初意味わかんなかったけど、部が進むごとにわかりやすくなって面白く感じた
    アゴタ・クリストフ『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』
    →戦争と双子の話の3部作。1作目が1番単純に面白い
    テッド・チャン『あなたの人生の物語』
    →SF短編集の個人的GOAT
    アントニイ・バージェス『時計仕掛けのオレンジ』
    →映画よりホラーショー!文章が独特。
    ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』
    →恥ずかしながら再編版しか読んでないのだが、それでもとても惹きつけられた
    ミュージカルや映画もいいけど、小説の方が、カタルシスがすごい
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 00:01:50 ID:9nwVX8aw▼このコメントに返信
    今さらおすすめされなくてもとっくに読んだことあるわって感じのベタなのが多いな
    やっぱなろうばっか読んでて今時一般小説なんて読んでないって人が多いのかな
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 00:09:42 ID:cjrrtUxk▼このコメントに返信
    どういうツッコミ待ちだ、ってぐらいにペラいコメントしてるアホがおって草
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 01:57:48 ID:XcyhX9Lg▼このコメントに返信
    ・マーク・トウェイン『アダムとイブの日記』
    言葉で表す男女のすれ違いと言葉にしなかった想い
    ・グレン・クライヤー『最終審判の日』
    世紀末に出現した『女』救世主
    ・荒俣宏『レックス・ムンディ』
    ダヴィンチ・コードの同工異曲
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 09:41:05 ID:rHat8f7E▼このコメントに返信
    アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー普通に面白いからオススメしとく
    なろうっぽいと何度も言われてるけどこれほんとに面白いからね
    ※14
    お、喧嘩か?
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 11:24:48 ID:-▼このコメントに返信
    SFファンタジーなら「グインサーガ」
    架空戦記なら「紺碧の艦隊」
    リアルより火葬戦記なら「皇国の守護者」
    エンタメ三国志なら「北方謙三三国志」
    前田慶次最高!なら「一無庵風流」
    TS主人公無双物なら「ディルフィニア戦記」
    スペースオペラ戦記物なら「銀河英雄伝説」

    まだ有りそうだなぁ‥
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 11:28:05 ID:-▼このコメントに返信
    間違えた「デルフィニア戦記」だった
    同作者の「スカーレットウィザード」と続編「暁の天使たち」も面白い
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 12:30:33 ID:z1uogJ6Q▼このコメントに返信
    茅田砂胡「デルフィニア戦記」
    続編は見なくてもいい
    名前:名無しのかめはめさん:2021/10/03(日) 14:32:22 ID:mQop/nM.▼このコメントに返信
    >SFファンタジーなら「グインサーガ」
    23巻までならうn
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 15:29:45 ID:Xb9BaIrY▼このコメントに返信
    小川一水「復活の地」 関東大震災をSF仕立てにした作品。内政好きなら
        「老ヴォールの惑星」
        「フリーランチの時代」
    短編小説系非常にきれいにまとまっている作品が多数あるため、短編SFが好きなら

    多崎礼「煌夜祭」   物語りや伏線が好きなら
    金庸の武侠小説    60年前の中国小説だけど、物語の導入がほぼなろう
               虚淵の中国ネタの元ネタ多数
               入門的に読むなら「碧血剣」か「笑傲江湖」がおすすめ
               絶版だけど図書館で借りられるはず
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 15:37:16 ID:EBUSheBA▼このコメントに返信
    宮部みゆき 『ソロモンの偽証』 2015年映画化 2021年10月ドラマ放映(予定)
    中学生たちが級友の死の謎を解き明かそうとする「学校公判ミステリ群像劇」
    死者を扱っていると言っても本格より日常系に近いミステリだが、宮部みゆきならではの人物描写が秀逸 文句なしに傑作

    篠田節子 『竜と流木』
    南海のリゾート島でおこるモンスターパニックもの 篠田節子がたまに書くネイチャーSFの系譜(絹の変容など)である
    パニックものと言っても度外れた騒ぎが起こるわけではないが、淡々と描写される人自然のかかわりが面白い

    米澤穂信 『さよなら妖精』
    すでに押しも押されぬミステリ小説の大家となった米澤穂信の初期作品 もとは「古典部シリーズ」の構想だったものが内容を改定して別の小説になったものらしい
    結末を勘案すればとても正しい判断だと思われる
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 16:17:54 ID:pZnAovu6▼このコメントに返信
    手持ちの本から色々つまんだ内容。とっちらかってるけど、どれも面白い(と思う)。最近Web小説にかまかけて紙の本を読んでない…

    ・アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」
     なろうではやりの復讐ものとして名作。なんでこれがあがってないの?
    ・著者不明「千夜一夜物語」
     私が読んだのはバートン版でした。男尊女卑なイスラム世界が知りたい人へ。基本的に短編集で同じようなワイ談がずっと続くから読み飽きる人もかなりいます。
    ・ラリー・ニーヴン「インフェルノ SF地獄編」
     ダンテの神曲をベースに地獄めぐり。現代人が異世界を現実と認識できないまま行動してるため、すぐ異世界になじむ昨今のなろう小説と読み比べてほしい。合わない人はとことん合わないので注意。
    ・今日泊亜蘭「我が月は緑」
     月にて繰り広げられる冒険劇。作者が言語学者な関係でちょっとした言葉遊びがいかにも未来らしく楽しい。「光の塔」の続編であるけど読まなくても問題なし。
    ・柳田邦男「犠牲 わが息子・脳死の11日」
     著者の実子が脳死判定されてからのノンフィクション。家族が死の目前となった時なにを思うか、一読してほしい。
    ・クラフト・エヴィング商會「ないもの、あります」
     今では入手出来なくなった(架空の)物を紹介する一冊。小説ではないがフィクションだし、何と紹介していいか分からないが見て楽しい本。同様の架空物体本を多数出してます。
    ・笙野頼子「二百回忌」
     一読では難解、馬/鹿なことを大真面目にやる話。三島由紀夫賞受賞作。
    ・小野不由美「魔性の子」
     十二国記の外伝ではあるが、ホラーものとして独立して楽しめる。人間として生きていかざるを得ない主人公が悲しい。
    ・横田順彌「山田太郎十番勝負」
     やっと建てた家を賭けてなんでもありの勝負が始まる!理不尽な戦いが凄く楽しい。かの火星人が明治日本に攻めて来る「火星人類の逆襲」もおすすめ。なお、ダジャレに悩んでるならまずこの人の小説を読んでみてほしい。はちゃはちゃで訳の分からなさが凄い。
    ・上野正彦「死体検死医」
     死体検死医だった自らの体験を書いた著。色々興味深いことが書いてあるのでどうぞ。
    ・E.A.アボット「二次元の世界 平面の国の不思議な物語」
     二次元の主人公が世界をめぐる話。多次元を想像するさいのお供にどうぞ。
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 18:44:33 ID:IirIQDTc▼このコメントに返信
    乾石智子「夜の写本師」
    オーリエラントシリーズ第1作。大魔道師に育ての親と幼馴染を殺された主人公が
    魔法ならざる魔法を操る〈夜の写本師〉となって復讐を目指す長編。
    文章でしかできない魔法描写が凄まじいの一言。

    ロイス・マクマスター・ビジョルド「魔術師ペンリック」
    病で倒れた老女の最期を看取った主人公が、その老女に宿っていた「魔」に乗り移られ
    奇妙な運命をたどる事になる中編集。
    主人公と魔〈10人の人間とライオンと馬の意識の集合体)の軽妙な語りが特長。

    スティーブ・ジャクソン「トロール牙峠戦争」
    ゲームブック「ファイティング・ファンタジー」の世界を舞台とした小説。
    悪の魔導士配下のゴブリン部隊がとある隊商を略奪した事が切欠で起こる邪悪な軍勢同士の
    大戦争。それに乗じて漁夫の利を得ようとする王国と、その使命を果たすために選ばれた主人公。
    合戦の荒々しい描写と主人公の旅の描写との対照が面白い。
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 19:11:35 ID:sHxuQVRw▼このコメントに返信
    ※3
    北村薫の文章の美しさはすごくわかる
    自分は円紫師匠と私のシリーズが大好きだった
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 19:27:04 ID:-▼このコメントに返信
    空気枕ぶく先生とか菊地ひどゆき先生はどういうジャンルになるんだ?
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 21:44:00 ID:ZnXqtqWA▼このコメントに返信
    ※26
    そりゃ本ごとに違う 菊池はともかく夢枕の方はほんとに多彩なので作家縛りは無理だと思う
    そもそもスレ題の「一般」てのは非なろう(非Web小説)って意味だろうからラノベでもジュブナイルでも伝奇でも紹介して良いと思うが
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/04(月) 00:50:42 ID:PBptND0Q▼このコメントに返信
    一応想定する読者の知識が一般的か否かで分かれるっちゃ分かれる
    エルフとか魔剣とか勇者とか、そーゆーのを説明無しでそんなもんなんだとしているのは概ね非一般に該当するな
    逆に言えばそのあたりをちゃんと解説してるなら一般になったりもするが
    問題なのがSFで、一般知識との乖離が変な所で埋まって境界行ったり来たりする事があるからなぁ
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/17(日) 05:25:52 ID:tESHCPrE▼このコメントに返信
    筒井康隆なら「わたしのグランパ」がなろうっぽさ一番だと思う
    とにかく読みやすい
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/17(日) 15:26:16 ID:YqF0N6Os▼このコメントに返信
    おすすめの異世界転移もの教えて! と言われたら
    宮部みゆきの『ブレイブストーリー』を推すことにしている(ゲス顔)
    名前:名無しのスコッパー:2021/10/31(日) 10:45:42 ID:JOOJeKY6▼このコメントに返信
    ※21
    小川一水の「天冥の標」をリアルタイムで追いかけられたのは幸せな読書体験だったけど、めっさ長いのでお勧めしずらい
    上がってるやつ以外だと1冊で完結してる「時砂の王」もお勧め
    金庸先生はなろう的というかラノベ的な作品なのでだいたい面白いけど、1冊で読みやすくて面白いのに最後がモヤる「雪山飛孤」とかヤリチンが好き放題するだけの「鹿鼎記」みたいな地雷もあるのでご注意
コメントの投稿







管理者にだけ表示を許可する
カテゴリ

openclose

最新コメント
<>+-
Amazon商品
4065340942 406534087X 4065340950 4065341868 4065341213 4065317894 4798633577 4798633550 4798633607 4798633615 4041144655 4041142768 404114468X 4041144671 4041144728 4047375756 4047377252 4867164941 486716481X 4867164933 486716500X 4867165018 4867164992 4575753327 4575247006 4575246999 B0C89L39TG 457524693X 4575246921 4575246913 4575246948