一般小説・一般文芸のおすすめ作品
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一般小説・一般文芸のおすすめ作品
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3. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 14:22:47 ID:81oUU1Vg
タニス・リーなら「闇の公子」が一番好きだなあ。浅羽莢子の訳がとにかく美しくて、
主人公アズュラーンの理不尽な荒魂ぶりと、それによって人生を狂わされたりあるいは
破滅する人間たちの悲哀が、どこか突き放した視点で綴られるのがとても良い
あと、北村薫の「リセット」も勧めてみる。時と人シリーズは「スキップ」「ターン」
も良いが、個人的な読後感の良さではこれが一番。
北村薫の文章って日本の小説家の中でも屈指の上手さだと思うので、読んでておかしな
引っ掛かりを感じたことがないのも好印象
25. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 19:11:35 ID:sHxuQVRw
※3 北村薫の文章の美しさはすごくわかる
自分は円紫師匠と私のシリーズが大好きだった 4. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 15:43:07 ID:Je00pz7A
Amazonへのリンクは興味があると確実に探るからありがたい。
新井素子の「チグリスとユーフラテス」は読むなら一気読みがおすすめ。
圧倒される。
星を継ぐものが出てきてるが、同作者の「造物主(ライフメーカー)の掟」と「造物主(ライフメーカー)の選択」もメッチャお勧めだな。
(今見ると1000円超える値段でびっくりだが) 5. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 17:10:41 ID:0xLj/Rbg
西村寿行の黄金の犬や滅びの笛、無頼船シリーズや死神シリーズは古本屋の100円コーナーで買い漁って読んだなぁ。
半村良の妖星伝もたまに読み返すな。 6. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 18:33:31 ID:6mSWRno.
・銀二貫/高田郁
料理帖シリーズが有名だし、これ自体ドラマ化もされてるから名前は知ってるという人も
多いとは思うが、なろうでも良く見る「不遇な主人公が本人の才覚と人柄、周りの人々の
助けによって成り上がり、幸せになる」という系統の物語が好きなら読んでみてほしい。
大事な過程を飛ばさんで描写してるから実に盛り上がる 7. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 19:16:04 ID:OLHiJ7es
SFとエンタメばっかやん 9. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 20:14:13 ID:0hxejbsY
※7 したら【結婚式のメンバー】と【深い穴に落ちてしまった】を薦めておくわ。
どっちもおもろいが、結婚式のメンバーの方は村上春樹の訳があまりにも村上で
好み別れるから別の訳者版を選んでもええかもな 8. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 20:11:15 ID:ugjnBu9E
作者が亡くなっても継続されるグイン・サーガの愛されぶりよ 10. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 21:11:38 ID:1jCr0gAo
星新一『声の網』
電話のネットワークが秩序を維持してる世界を舞台にした、あまりにも時代の先を行った作品
マジオヌヌメ 11. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/02(土) 22:05:28 ID:mQop/nM.
宮城谷昌光『孟嘗君』
春秋戦国時代に興味のあるかたは是非読んでほしい。 12. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 00:01:49 ID:e4yef8z2
一般文芸あんまり読んでないから難しい…(´・ω・)
ラノベ以外ってことで許して…
池井戸潤『空飛ぶタイヤ』
→池井戸潤ではこれが好き。中小運送会社vs大手自動車会社。一番シリアスで、一番逆転する。
村上春樹『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス」
→初期4部作。最初意味わかんなかったけど、部が進むごとにわかりやすくなって面白く感じた
アゴタ・クリストフ『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』
→戦争と双子の話の3部作。1作目が1番単純に面白い
テッド・チャン『あなたの人生の物語』
→SF短編集の個人的GOAT
アントニイ・バージェス『時計仕掛けのオレンジ』
→映画よりホラーショー!文章が独特。
ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』
→恥ずかしながら再編版しか読んでないのだが、それでもとても惹きつけられた
ミュージカルや映画もいいけど、小説の方が、カタルシスがすごい 15. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 01:57:48 ID:XcyhX9Lg
・マーク・トウェイン『アダムとイブの日記』
言葉で表す男女のすれ違いと言葉にしなかった想い
・グレン・クライヤー『最終審判の日』
世紀末に出現した『女』救世主
・荒俣宏『レックス・ムンディ』
ダヴィンチ・コードの同工異曲 16. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 09:41:05 ID:rHat8f7E
アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー普通に面白いからオススメしとく
なろうっぽいと何度も言われてるけどこれほんとに面白いからね 17. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 11:24:48 ID:-
SFファンタジーなら「グインサーガ」
架空戦記なら「紺碧の艦隊」
リアルより火葬戦記なら「皇国の守護者」
エンタメ三国志なら「北方謙三三国志」
前田慶次最高!なら「一無庵風流」
TS主人公無双物なら「ディルフィニア戦記」
スペースオペラ戦記物なら「銀河英雄伝説」
まだ有りそうだなぁ‥ 18. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 11:28:05 ID:-
間違えた「デルフィニア戦記」だった
同作者の「スカーレットウィザード」と続編「暁の天使たち」も面白い 19. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 12:30:33 ID:z1uogJ6Q
茅田砂胡「デルフィニア戦記」
続編は見なくてもいい 21. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 15:29:45 ID:Xb9BaIrY
小川一水「復活の地」 関東大震災をSF仕立てにした作品。内政好きなら
「老ヴォールの惑星」
「フリーランチの時代」
短編小説系非常にきれいにまとまっている作品が多数あるため、短編SFが好きなら
多崎礼「煌夜祭」 物語りや伏線が好きなら
金庸の武侠小説 60年前の中国小説だけど、物語の導入がほぼなろう
虚淵の中国ネタの元ネタ多数
入門的に読むなら「碧血剣」か「笑傲江湖」がおすすめ
絶版だけど図書館で借りられるはず 31. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/31(日) 10:45:42 ID:JOOJeKY6
※21 小川一水の「天冥の標」をリアルタイムで追いかけられたのは幸せな読書体験だったけど、めっさ長いのでお勧めしずらい
上がってるやつ以外だと1冊で完結してる「時砂の王」もお勧め
金庸先生はなろう的というかラノベ的な作品なのでだいたい面白いけど、1冊で読みやすくて面白いのに最後がモヤる「雪山飛孤」とかヤリチンが好き放題するだけの「鹿鼎記」みたいな地雷もあるのでご注意 22. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 15:37:16 ID:EBUSheBA
宮部みゆき 『ソロモンの偽証』 2015年映画化 2021年10月ドラマ放映(予定)
中学生たちが級友の死の謎を解き明かそうとする「学校公判ミステリ群像劇」
死者を扱っていると言っても本格より日常系に近いミステリだが、宮部みゆきならではの人物描写が秀逸 文句なしに傑作 篠田節子 『竜と流木』
南海のリゾート島でおこるモンスターパニックもの 篠田節子がたまに書くネイチャーSFの系譜(絹の変容など)である
パニックものと言っても度外れた騒ぎが起こるわけではないが、淡々と描写される人自然のかかわりが面白い
米澤穂信 『さよなら妖精』
すでに押しも押されぬミステリ小説の大家となった米澤穂信の初期作品 もとは「古典部シリーズ」の構想だったものが内容を改定して別の小説になったものらしい
結末を勘案すればとても正しい判断だと思われる 23. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 16:17:54 ID:pZnAovu6
手持ちの本から色々つまんだ内容。とっちらかってるけど、どれも面白い(と思う)。最近Web小説にかまかけて紙の本を読んでない…
・アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」
なろうではやりの復讐ものとして名作。なんでこれがあがってないの?
・著者不明「千夜一夜物語」
私が読んだのはバートン版でした。男尊女卑なイスラム世界が知りたい人へ。基本的に短編集で同じようなワイ談がずっと続くから読み飽きる人もかなりいます。
・ラリー・ニーヴン「インフェルノ SF地獄編」
ダンテの神曲をベースに地獄めぐり。現代人が異世界を現実と認識できないまま行動してるため、すぐ異世界になじむ昨今のなろう小説と読み比べてほしい。合わない人はとことん合わないので注意。
・今日泊亜蘭「我が月は緑」
月にて繰り広げられる冒険劇。作者が言語学者な関係でちょっとした言葉遊びがいかにも未来らしく楽しい。「光の塔」の続編であるけど読まなくても問題なし。
・柳田邦男「犠牲 わが息子・脳死の11日」
著者の実子が脳死判定されてからのノンフィクション。家族が死の目前となった時なにを思うか、一読してほしい。
・クラフト・エヴィング商會「ないもの、あります」
今では入手出来なくなった(架空の)物を紹介する一冊。小説ではないがフィクションだし、何と紹介していいか分からないが見て楽しい本。同様の架空物体本を多数出してます。
・笙野頼子「二百回忌」
一読では難解、馬/鹿なことを大真面目にやる話。三島由紀夫賞受賞作。
・小野不由美「魔性の子」
十二国記の外伝ではあるが、ホラーものとして独立して楽しめる。人間として生きていかざるを得ない主人公が悲しい。
・横田順彌「山田太郎十番勝負」
やっと建てた家を賭けてなんでもありの勝負が始まる!理不尽な戦いが凄く楽しい。かの火星人が明治日本に攻めて来る「火星人類の逆襲」もおすすめ。なお、ダジャレに悩んでるならまずこの人の小説を読んでみてほしい。はちゃはちゃで訳の分からなさが凄い。
・上野正彦「死体検死医」
死体検死医だった自らの体験を書いた著。色々興味深いことが書いてあるのでどうぞ。
・E.A.アボット「二次元の世界 平面の国の不思議な物語」
二次元の主人公が世界をめぐる話。多次元を想像するさいのお供にどうぞ。 24. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/03(日) 18:44:33 ID:IirIQDTc
乾石智子「夜の写本師」
オーリエラントシリーズ第1作。大魔道師に育ての親と幼馴染を殺された主人公が
魔法ならざる魔法を操る〈夜の写本師〉となって復讐を目指す長編。
文章でしかできない魔法描写が凄まじいの一言。
ロイス・マクマスター・ビジョルド「魔術師ペンリック」
病で倒れた老女の最期を看取った主人公が、その老女に宿っていた「魔」に乗り移られ
奇妙な運命をたどる事になる中編集。
主人公と魔〈10人の人間とライオンと馬の意識の集合体)の軽妙な語りが特長。
スティーブ・ジャクソン「トロール牙峠戦争」
ゲームブック「ファイティング・ファンタジー」の世界を舞台とした小説。
悪の魔導士配下のゴブリン部隊がとある隊商を略奪した事が切欠で起こる邪悪な軍勢同士の
大戦争。それに乗じて漁夫の利を得ようとする王国と、その使命を果たすために選ばれた主人公。
合戦の荒々しい描写と主人公の旅の描写との対照が面白い。 29. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/17(日) 05:25:52 ID:tESHCPrE
筒井康隆なら「わたしのグランパ」がなろうっぽさ一番だと思う
とにかく読みやすい 30. 名前:
名無しのスコッパー:2021/10/17(日) 15:26:16 ID:YqF0N6Os
おすすめの異世界転移もの教えて! と言われたら
宮部みゆきの『ブレイブストーリー』を推すことにしている(ゲス顔) 以前に挙げられた作品 ※順不同、重複あり
おすすめ作品などがありましたらコメント欄にて書き込んでいただけるとありがたいです。
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